人間と食事と体温。ワニは1年生きました。ネズミは3時間で旅立ちました。
人間と食事
人間は食事を摂らないと2~3か月程で餓死してしまうと言われています。(水分は摂っている場合)
皆さんもご存知の通り、人間にとって食事からエネルギーを摂ることは生きていくうえで欠かせないことです。
そしてプチ断食などをしたことがある方はわかると思いますが、食事を摂らなくなると体のみならずメンタルにも悪影響を与えます。
温厚な人が食事を我慢することによって、怒りやすくなったりすることもあります。
食事が必要なのは人間だけではなく、動物や昆虫も同じです。
しかし、生きられる期間はそれぞれに異なります。
例えば、トガリネズミという小さなネズミは3時間なにも食べないと死んでしまうと言われます。一方ワニは1年間なにも食べなくても生きられるそうです。
その違いはどこにあるのでしょうか?
あなたの平熱は何度?
個人差はありますが、人間は36~37度前後の体温を保っています。
寒いときは体をブルブル震わせ温め、暑いときは汗をかいて熱を外に放出させ、体温を保ちます。
このように体温を保つために多くのエネルギーを使います。
一方、ワニの場合は、体温維持に食事から得るエネルギーをあまりあてにせず、太陽の光などの外部からのエネルギーを利用します。それと同時に体温が多少変化してもあまり影響を受けません。
人間などは恒温動物。(他にねずみやチンパンジーなど)
ワニなどは変温動物といわれます。(他にカエルや魚など)
つまり私たち人間を含む恒温動物は体温を保つために食事から多くのエネルギーを摂る必要があるのです。
体温の変化がもたらす影響
人間にとって体温の1度の上下は体に大きな影響を与えます。
体温が1度上がると
・基礎代謝が上がり、ダイエット効果
・ストレスに強くなる
・病気に強くなり健康な体になる
・便秘や大腸がんの予防になる
などの様々なメリット
体温が1度下がると
・基礎代謝が低下し、太りやすくなる
・免疫力が30%以上落ちる
・風邪などにかかりやすくなる
・がん細胞が活性化しやすい環境になる
などのデメリット
上記から体温は下げず、上げることが健康、ダイエットに効果的なのがわかります。
体温を上げるために
健康とダイエットの効果を得るため体温を上げるにはどうすればいいのでしょうか。
今回は3つ紹介します。
1.運動
まずは何と言っても運動です。
ランニングやバイクなどの有酸素運動でもいいですし、筋トレなどの無酸素運動でもいいです。とにかく運動して体温をあげましょう。
2.入浴
運動はちょっと・・・
という方は、入浴をオススメします。入浴することで深部体温が上がります。
温泉に行くのも良いでしょう。
最近では泉の竜泉寺の湯がリニューアルされましたね。この間行ってみたら、もの凄く混んでましたが・・・
運動していないって方は積極的に入浴しましょう。
3.白湯
最後にオススメするのは白湯を飲むことです。
白湯は昔から馴染まれていますが最近は飲む人が減っている傾向にあると思います。しかし、白湯には内側から体を温める効果があるので、朝起きた時や気が向いた時にでも白湯を飲む習慣をつけましょう。
今回は食事と体温についてのお話でした。
食事をしっかり摂って、運動や入浴などで体温を上げ、健康で理想の身体を手に入れましょう。
ーこの記事を書いた人ー
パーソナルジム「HAKE FITNESS」
角田 雅弥(ツノダ マサヤ)
長年太ってたことにコンプレックスを抱えていたが、マイナス13kgのダイエット成功で人生が変わる体験を味わう。その経験をもとにパーソナルトレーナーに転身。
身体や今に悩みを抱えている人のサポートに真剣に取り組む。
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