サウナのススメ。サウナの魅力と”整う”ための入り方
耐えて耐えて耐えまくる。
サウナというとこんなイメージを抱く方が多いのではないでしょうか。
本来サウナは気持ちの良いものです。
決して我慢大会ではありません。
サウナに正しく入って、真のサウナの魅力を実感しましょう。
サウナが持つ力
サウナには多くの魅力が詰まっています。
脳の覚醒、疲労回復、美容効果、心の疲れの軽減、体調がよくなる、ダイエット・・・
様々なメリットがあります。
一度騙されたと思ってサウナに入れば、効果をすぐに実感するでしょう。
「これまでサウナに何回か入ったけど、サウナの効果を感じられない」
そんな声が聞こえた気がします。
それは、サウナに正しく入っていないからです。
サウナにはメリットを最大化する入り方があります。
ただサウナだけに入るのではただの我慢大会のようなものです。
サウナの入り方を覚えましょう。
サウナはこう入るべし
サウナには絶対的な入り方があります。
この入り方なくしてサウナに入ったとは言えません。
簡単にまとめると
1.サウナ
2.水風呂
3.外気浴
この3ステップです。
どれか一つでも欠けてはいけません。
この3ステップをこなしてこそ、サウナです。
一つずつ具体的にみていきましょう。
1.サウナ
まずはなんといってもサウナに入ることです。
サウナに来ているのだから当たり前っちゃ当たり前ですよね。
私の場合はその日によって入る時間が違いますが、だいたい7〜12分の間です。
平常時の心拍数の2倍ぐらいになった時がサウナを出るタイミングと言われていますが、サウナ内で心拍数を図るのは難しいので、最初は5分程度から始めてみると良いと思います。
私的にはサウナに入っている時間が短すぎると、次の水風呂がキツく感じます。
そのため5分以上は入った方がいいかもしれません。(5分以内でもキツい時は無理せずすぐに出て下さい)
サウナに入っている時、脳は急な高温の環境に驚き、臨戦態勢をとります。
目の前に熊が出たような状態です。
心拍数がとても上がります。
サウナで臨戦態勢を取ったら水風呂に移動します。
2.水風呂
水風呂は嫌いな方が多いのでは無いでしょうか!?
私も大嫌いでした。
水風呂に入る人は特殊な体(寒さに強い)を持った人だと思っていました。
ただ真のサウナを味わうために水風呂は欠かせません。
水風呂なしで真のサウナは味わえません。
例え苦手であろうと入って下さい。
私ですら入れたので皆さんも絶対に入れます。
私は1分ぐらいを目安に入ります。
正直に話すと未だに水風呂に入る瞬間はキツさを感じます。
それでも入って30秒ほどすると自分の周りを温かいコロモのようなものが包みます。
サウナ用語でこれを羽衣(はごろも)と呼びます。
羽衣を纏ってみて下さい。
こうなれば寒さを感じず不思議な優しい心地を味わえるでしょう。
3.外気浴
ついに来ました。
ここがサウナのメインです。
外気浴。外の空気にあたってボーッとしていることです。
この瞬間こそがサウナで最も気持ちの良い瞬間であり、流行りの”整う”も外気浴で起こります。
サウナのメインはサウナに入ることではなく外気浴で“整う”ことなのです。
整うという状態は人それぞれに感じ方が違うと思いますが、私の場合は脳内が、さーーーっと洗浄されているような感じになります。
とても気持ちの良い時間です。
椅子に腰掛け、目を閉じているだけですが、あの時間はたまりません。
1度味わえば、サウナや水風呂のキツさなどとても小さく感じます。
“整う”という状態は味わってみないとわからないので、サウナの正しい入り方を実践して実際に整ってみましょう。
注意すべきこと
サウナは自分の限界を突破する場所ではありません。
他の人と競い合う場所でもありません。
無理をせず自分のペースで入りましょう。
無理をすると意識を失う・・・なんてことになる可能性もあります。
これまでに血管系の病気を患ったことがある方なども注意が必要です。
サウナは普段の生活ではあり得ない温度の環境なので危険な面もあるということは忘れないようにしましょう。
リスクを少なくするためにも最初は短い時間から始めましょう。
マナーを守る
サウナにはマナーがあります。
ここではざっと箇条書きにします。
・サウナに入る前に体についている水を拭き取る
・サウナ内で寝転がったりしない
・サウナ内で汗をできるだけ拭き取る
・水風呂に入る前に体を流す
・水風呂に他の人が入っている場合は極力、波を立てないように入る(羽衣が取れてしまうので)
最低限これらのルールは守り、皆んなが快適に過ごせるサウナ空間を全員で作りましょう。
最後に
サウナを毛嫌いしているのは勿体ないです。
勇気を持って正しいサウナの入り方を実践することで他では味わえない感覚を味わえることでしょう。
あなたは今真のサウナに触れるチャンスを掴みました。
あとは実践するのみです。
あなたが“整う”を実感し最高の気分を味わうことを願います。
ーこの記事を書いた人ー
パーソナルジム「HAKE FITNESS」
角田 雅弥(ツノダ マサヤ)
長年太ってたことにコンプレックスを抱えていたが、マイナス13kgのダイエット成功で人生が変わる体験を味わう。その経験をもとにパーソナルトレーナーに転身。
身体や今に悩みを抱えている人のサポートに真剣に取り組む。
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