代謝をサポートするビタミンB2【ビタミンB2解説】
「ビタミンは人間にとって大切な栄養素」
ということをことを知っている方は大勢いると思いますが、肝心の中身を知っている方は少ないと思います。
同じビタミンという名前がつくものでも、働きはそれぞれ異なり摂り過ぎると過剰症をひき起こすものもあります。
この記事ではビタミンの中の一つ、ビタミンB2について解説していきます。
ビタミンB2の効果
代謝をサポート
ビタミンB2はタンパク質、脂質、糖質をエネルギーに変えるのを助ける役割を担っています。
そのため、エネルギー消費の多い人ほど必要なビタミンです。
過酸化物質を消去
酵素とともに働いて過酸化物質を消去する働きもあります。
過酸化物質は動脈硬化などの病気の原因になったり、身体に悪い影響を与えます。
発育促進
皮膚や髪、爪などの細胞の再生や成長促進にも関わっているため、「発育のビタミン」と呼ばれています。
摂り過ぎと不足
過剰症
ビタミンB2に過剰症は認められていません。
欠乏症
ビタミンB2が欠乏すると口内炎や皮膚炎、髪のトラブルなどが起きます。
ビタミンB2は成長にも関わっているため、子どもの場合は成長障害が起こります。
また、多量の抗生物質や精神安定剤を飲んだり、経口避妊薬を長期間服用するとビタミンB2が不足するので注意が必要です。
〇〇から発見された!
ビタミンB2は『牛乳』から発見されました。
そのためラクトフラビンとも呼ばれています。
ちなみにビタミンB2は光に弱いため、ビン入りの牛乳では2時間で85%ものビタミンB2が失われてしまいます。
ビタミンB2を多く含む食材
レバーやサバ、ズワイガニなどの魚介類、牛乳、乳製品、卵などの動物性食品に多く含まれています。
まとめ
ビタミンと聞くと野菜や果物を想像しがちですが、ビタミンB2は動物性食品に多く含まれています。
ビタミンB2は成長や代謝に関わっている大切な栄養素なので、動物性食品をしっかり食べ、理想的な身体を作りましょう。
ーこの記事を書いた人ー
パーソナルジム「HAKE FITNESS」
角田 雅弥(ツノダ マサヤ)
長年太ってたことにコンプレックスを抱えていたが、13kgのダイエット成功で人生が変わる体験を味わう。その経験をもとにパーソナルトレーナーに転身。
身体や今に悩みを抱えている人のサポートに真剣に取り組む。
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