代謝をサポートし生理痛を和らげる【ビタミンB6解説】
「ビタミンは人間にとって大切な栄養素」
ということをことを知っている方は大勢いると思いますが、肝心の中身を知っている方は少ないと思います。
同じビタミンという名前がつくものでも、働きはそれぞれ異なり摂り過ぎると過剰症をひき起こすものもあります。
この記事ではビタミンの中の一つ、ビタミンB6について解説していきます。
ビタミンB6の効果
筋肉をつけるならタンパク質+ビタミンB6
筋肉をつけたいと考えた時、真っ先に思い浮かぶ栄養素はタンパク質だと思います。
タンパク質は筋肉のみならず身体をつくる上でとても大切な栄養素の一つです。
もちろん筋肉をつけたい人はタンパク質をしっかり摂ることが大切ですが、タンパク質と一緒にビタミンB6を摂るとタンパク質が身体に吸収されやすくなります。
つまりタンパク質と一緒にビタミンB6を摂ることで筋肉をつけやすくなるのです。
生理前の腰痛や頭痛を和らげる
ビタミンB6には生理前のホルモンのアンバランスによって起こる、腰痛や頭痛、イライラなどを軽減する働きもあります。
生理痛で悩んでいる方は、ビタミンB6をたくさん摂ると痛みなどの症状が和らぐかもしれません。
ドーパミンやアドレナリンをサポート
私たち人間にとって重要な神経伝達物質のドーパミンやアドレナリン、セロトニンをつくるサポートもビタミンB6はしています。
摂り過ぎと不足
摂り過ぎると
普通の食事をしている限りビタミンB6を摂り過ぎることはありませんが、サプリメントを使用し大量に摂り続けると感覚が鈍くなる(感覚性ニューロパシー)ことが起こります。
不足すると
ビタミンB6が足りないと口角炎や脂漏性皮膚炎などの皮膚のトラブルが起こりやすくなります。
普通の食事をしていれば不足することは少ないです。
動物性食品から摂るべし
ビタミンB6は動物性食品や野菜、果物に含まれていますが、動物生食品から摂る方が体内で吸収してくれます。
ビタミンB6を摂るときは動物性食品から摂る方が効率がいいでしょう。
ビタミンB6を多く含む食材
カツオ、マグロ、サケ、サンマ、サバ、鶏ささみ、バナナ、さつま芋に多く含まれています。
まとめ
ビタミンB6は筋肉をつけたい男性、生理痛を和らげたい女性の強い味方になってくれるでしょう。
ビタミンB6をしっかり摂って理想の身体をつくりましょう。
ーこの記事を書いた人ー
パーソナルジム「HAKE FITNESS」
角田 雅弥(ツノダ マサヤ)
長年太ってたことにコンプレックスを抱えていたが、13kgのダイエット成功で人生が変わる体験を味わう。その経験をもとにパーソナルトレーナーに転身。
身体や今に悩みを抱えている人のサポートに真剣に取り組む。
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