ダイエット中は朝ごはんは食べるべきか、食べないべきか
朝ごはんを食べてダイエットに成功した人、食べないで成功した人、どちらもいるでしょう。
その両極端な成功体験から、
「朝ごはんは食べた方がいい」
「朝ごはんは食べない方がいい」
と相反する情報が飛び交っています。
実際はどちらの方がいいのか、そしてその理由は何故なのかをご説明します。
朝ごはんは食べた方がいいの?食べない方がいいの?
結論からお話すると、朝ごはんは食べても食べなくてもどちらでもダイエットをすることは可能です。
最終的にダイエットは食べたカロリー以上に消費出来れば成立します。
例えば朝ごはんを含む3食を食べている”Aさん”がいたとします。
Aさんは朝昼晩ともに500kcalずつ食べていたとします。3食の合計は1,500kcalにりますが、Aさんは運動などで1日2,000kcal消費するとしたら、1日あたり500kcalずつ痩せていくことになります。
反対に”Bさん”は朝ごはんは食べませんが昼夜ともに1,000kcalずつ(合計2,000kcal)食べます。
Bさんは運動をあまりしないので、1日の消費カロリーは1,500kcalです。そのため、朝ごはんは食べていないのにも関わらず、1日500kcalずつ太っていきます。
このように一見朝ごはんを食べない方が痩せると思われがちですが、そんなことはなく、どちらでも適切な食事と運動を取り入れることでダイエットは可能なのです。
朝ごはんを食べながらダイエットするのが理想の形
どちらでも痩せることは可能ですが、オススメは朝ごはんを食べながらダイエットに臨むことです。
ダイエットでは筋肉を落とさないことが大切になりますが、筋肉は常に分解と合成を繰り返しています。
筋肉を落とさないということは、筋肉の合成を高めてあげることが必要になり、そのためにタンパク質の摂取がとても大切です。
そして栄養素の全般に言えることですが、一回あたりに吸収できる量には限りがあります。
いくらタンパク質を多く摂っていたとしても、それを1回の食事だけで摂っていては吸収しきれず、筋肉は分解の方が多くなってしまいます。
そのため食事は細かく何回に分けて摂ることでしっかり吸収することができ、筋肉が落ちにくくなるので、朝ごはんは食べた方がいい、ということになります。
朝ごはんを食べながらダイエットに臨みましょう。
朝ごはんを食べることで生まれる効果
朝ごはんを食べることで代謝が上がることが報告されています。
他にも体内のリズムを整え、仕事や勉強の効率を上げる効果もあります。
また農林水産省も朝ごはんの摂取を推奨していますので、併せてご覧ください。
このように朝食には、様々なメリットがあります。
ダイエットの有無に関わらず、朝食は習慣にしましょう。
ーこの記事を書いた人ー
パーソナルジム「HAKE FITNESS」
角田 雅弥(ツノダ マサヤ)
長年太っていたことにコンプレックスを抱えていたが、マイナス13kgのダイエット成功で人生が変わる体験を味わう。その経験をもとにパーソナルトレーナーに転身。
身体や今に悩みを抱えている人のサポートに真剣に取り組む。
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