【体重に縛られないことがダイエットを成功に導く】
体重に縛られないことがダイエットを成功に導く
1.体重はあくまで指標に過ぎない
「昨日より1kg減った」
「朝測った時より夜になったら2kg増えてる」
体重は予想外の動きをし、ダイエットに励む多くの人を翻弄(ほんろう)します。
減り続けている時は嬉しいし、モチベーションも高まるでしょう。
しかし問題は体重が増えた時です。 例え前日に運動と食事を頑張っても翌日に体重が増えている、なんてことはザラにあります。
ダイエットでの体重はあくまで指標に過ぎません。
体重に縛られずにダイエットを行うことが、成功の秘訣です。
2.短期間で体重に影響を与えるもの
短期間で体重に最も影響を与えるのは水分です。
体内の水分量が増える要因には以下のようなことがあります。
・塩分の摂り過ぎ ・運動不足 ・生活習慣の乱れ ・食事の乱れ ・生理前(女性の場合) ・心不全などの病気
上記のような要因で体内の水分量は増え、その分体重は重くなります。
そして私たちは重くなった体重に翻弄され、更に生活習慣を乱してしまうなんてことが起きる場合もあります。
豆知識 →→→ 塩分は10g摂ると1L(1kg)、生理前は1〜2kgも水分の関係で体重に影響を与えると言われている。
本当に”太った”のか?
塩分の摂り過ぎた後や、生理前などに増えた体重は本当の意味で”太った”と言うのでしょうか!?
本当の意味での”太った”は、体脂肪が増えた時のことを言います。
体脂肪は1kgで7,200kcalです。
つまり体脂肪で1kg太るためには、7,200kcal余分に摂る必要があります。
ポン・デ・リング(ミスタードーナツ)で考えれば約33個分です。
1日で1kg以上の体重の増減がある日はあると思いますが、いつもの食事にプラスして、ポン・デ・リングを33個食べたなんてことは、まず無いですよね。
短期間での体重の増減は水分によるものがほとんどです。
つまり多くの人が言う短期間で体重が”太った”は 太ったではなく”水分を溜め込んだ”です。
体重だけを考えてダイエットをしてしまうと、正しい行いも悪いことのように見えてしまいがちです。
もちろん体重はダイエットをする上で大事な指標ではありますが、体重に振り回されないよう気をつけましょう。
ーこの記事を書いた人ー
パーソナルジム「HAKE FITNESS」
角田 雅弥(ツノダ マサヤ)
長年太ってたことにコンプレックスを抱えていたが、マイナス13kgのダイエット成功で人生が変わる体験を味わう。その経験をもとにパーソナルトレーナーに転身。
身体や今に悩みを抱えている人のサポートに真剣に取り組む。
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